トップページ > 交通事故損害賠償の基礎知識 - 第1 損害の種類, 第2 損害賠償額

第4 過失相殺 - 交通事故損害賠償の基礎知識 -

  • 事故についての損害を、加害者と被害者が公平に分配するために、被害者にも過失がある場合は、加害者の損害賠償額を被害者に過失に応じて減額する。
  • これまでの交通事故判例による積み重ねから、
    1. 歩行者と四輪者の事故
    2. 四輪者同士の事故
    3. 単車と四輪者の事故
    4. 自転車と四輪者・単車の事故
    5. 高速道路上の事故の典型的な事故における過失相殺割合
    は、類型化されている。

第5 損益相殺 - 交通事故損害賠償の基礎知識 -

  • 被害者が事故を原因として一定の利益を受けた場合は、その利益の額が損害賠償額から控除される場合がある。
  • 控除の基準としては、
    1. 当該給付が本来損害の填補を目的とし、非定額がどうか。
    2. 給付原因事由が事故と因果関係を有するかどうか。
    3. 給付の趣旨からみて損害額から控除することが妥当かどうか。
    4. 当該給付が損害賠償制度との調整規定を設けているかどうか。
    5. 当該給付についての費用負担者は誰か
    6. 負担した費用との対価性を有するかどうか
    などが考慮される。
  • 損益相殺を認めた例として、受領済の自賠責損害賠償額、各種社会保険給付等がある。
  • 損益相殺を認めなった例として、自損事故保険金、搭乗者障害保険金、生命保険金、傷害保険金、労災保険上の特別支給金等がある。

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─ 事例紹介 ─

事例1:
被害者が信号機のない交差点を自転車で横断しようとしたところ、右折しながら侵入してきた加害者が運転する自動車と衝突。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例2:
被害者(3歳・女性)は、母親に連れられて自宅マンションに隣接する駐車場において遊んでいたところ、駐車場に侵入してきた自動車の前輪及び後輪に轢過された。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例3:
被害者(17歳・男性)は、原動機付自転車で信号機により交通整理が行われている交差点に赤色信号で侵入したところ、青色信号にしたがって直進してきた加害者が運転する自動車と衝突した。なお、被害者は、ヘルメットの着用をしていなかった。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例4:
被害者(52歳・男性)は、原動機付自転車で信号機により交通整理が行われている交差点を青色信号に従って直進侵入したところ、加害者が対向車線から自動車を右折させたため衝突した。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例5:
被害者(12歳・女性)は、横断歩道を歩行中、加害者が運転する自動車に衝突された。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例6:
被害者(17歳・男性)は、自転車を運転し、横断歩道のない道路横断中、大幅に速度を超過した加害者が運転する自動車に衝突された。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例7:
被害者(32歳・男性)は、自動二輪車を運転し、信号機により交通整理が行われていない交差点に進入したところ、加害者が運転する自動車と出会い頭で衝突した。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例8:
被害者(27歳・男性)は、自動車を運転していたところ、対向車線をはみ出してきた自動車と衝突
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例9:
被害者は、停止信号により自動車を停止したところ、前方を注視していなかった加害者が運転する自動車に追突された。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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事例10:
被害者(61歳)は普通乗用自動車を運転中、カーブにさしかかったところ、対向してきた加害者車両がセンターラインを超えてきたため正面衝突した。
・受傷の程度は?
・保険会社の主張は?
・解決方法は?

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